腰部椎間板症って一体何!?特徴・治し方・他の症状との関係性

整形外科を受診してレントゲンを撮って腰部椎間板症と診断された人をよく聞きます。

ただ、実際に聞いてみると、腰部椎間板症が何かを患者さんが理解されていないというケースを私の勤める接骨院ではよく見かけます。腰部椎間板症とは何なのか、他の疾患との関連性はあるのか、どこを受診すれば治るのか、などを説明していきます。

1.腰部椎間板症とは一体何なのかわかりやすく解説します!

腰部椎間板症とはいったい何なのか?それを知るにはまず椎間板が何かを知りましょう。その上で椎間板に負荷がかかる状態はどのような状態があるのかであったり、負荷がかかりすぎたらどうなるのかであったりを知っていきましょう。

腰部椎間板症とはどんな病気?

椎間板とは脊椎と脊椎の間にあるブロック状のものを指します。役割としては、脊柱全体の可動性を出すことやクッションの役割があります。20歳以降は老化が始まりクッション性などが失われていきます。それによって周りの靭帯に負担がかかり、筋肉に負担がかかることで痛みや痺れが生じます。

また負荷が高まることにより椎間板の中にある髄核というものがつぶされてしまったり、椎間板の外側にある線維輪に亀裂が入ったりすることがあります。レントゲンでは異常が認められないことが多いのですが、MRIでも以上を認めにくいことも多いです。

どんな原因、特徴がある?

原因としては体の水分が不足していることや姿勢が悪いことが考えられます。椎間板は水分が失われることで柔軟性がなくなっていくため、お年寄りはもちろんのこと、中年でも水分が不足しているような人では症状が出てしまう可能性があります。

姿勢については長時間同じ格好をしているデスクワークの人の方が危険性は高いです。力仕事などの人の方が一見負担が高そうにも見えますが、椎間板への負担はデスクワークでの不良姿勢が特に高いです。デスクワークでは立っている状態に比べて背骨が丸まりやすくなります。そうすると、椎間板の前方に負担が大きくなることと腹圧が落ちてしまうため、椎間板への圧迫力が強くなります。

どんな人がなりやすい?

職業としては、一番多いのは現在ではデスクワークの人だと考えられます。その次に立ち仕事の方や力仕事の方、スポーツ選手の方に多いと考えられます。

予防・治療方法は?

予防も治療も同じです。まずは水分を摂りましょう。

成人は一日1.5リットル~2リットル摂取する必要があります。お年寄りの場合、水分量が成人に比べると減ってしまうので1~1.5リットルでも十分です。

次に姿勢を良くする必要があります。自分で姿勢を良くするにはデスクワークの人であれば背中が丸くならないように背もたれにクッションを入れたり、パソコンの位置を高くしたりする必要があります。

立ち仕事の人などは、仕事中だけでもコルセットをするとよいかもしれません。後は丸まった姿勢が、負担がでかくなるため、腹筋背筋を鍛えたり、お腹側の筋肉のストレッチをしたりするといいです。

手術が必要な場合はどんな場合?

腰部椎間板症は後述する疾患に移行しやすいです。それらの疾患に移行してしまったら手術適用となる可能性が高いです。

その他腰部椎間板症で知っておくべきことは?

椎間板ヘルニアや筋肉の緊張による腰痛などと区別することが難しいため、整体・鍼灸・マッサージなどの専門家を受診することをおすすめします。

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