むくみを解消させる食べ物や飲み物はこれだけ抑えれば大丈夫!

長時間、同じ姿勢をとり続けた後に起こりやすい浮腫、通称「むくみ」と言われる症状は、男性よりも圧倒的に女性に現れやすい症状です。事務仕事の方は座りっぱなし、販売員の方では立ちっぱなしがむくみを誘発します。ひどい方では、朝の出勤時に履けていたブーツが、帰りには入らなくなってしまうほどです。

私は横浜市で整体院を経営している整体師です。私の経営している整体院にも、むくみに悩まされている方はたくさんいらっしゃいますが、9割以上が女性の方です。「むくみ解消にはぜひ整体へ!」と言ってしまうのは簡単ですが、実は食事や飲み物でも「むくみ」を予防することができるのです。これから解説してみます。

そもそもむくみの原因はこの3つ!

むくみの原因は大きく分けると

「ストレッチ不足」

「筋肉量の不足」

「ミネラル不足」の3つです(肝臓や腎臓などの内臓疾患は除きます)。

立ちっぱなしや座りっぱなしの状態は、筋肉を動かす機会が少なくなってしまいますので、当然ストレッチ不足を招いてしまいます。筋肉を動かしていない状態が長時間続くと筋肉の血行が悪くなり、その結果むくみの原因となる老廃物が血管(静脈)に溜まりやすい状態となってしまいます。体に老廃物が溜まっているというサインがむくみなのです。

筋肉量の不足は、基礎代謝の低下の原因になります。基礎代謝が低いと言うことは、新陳代謝が悪いということに直結しますので、血管内に老廃物が溜まりやすく、むくみはもちろん、冷えの原因にもなります。特に女性にむくみや冷え性の方が多いのは、この筋肉量の不足が大きな原因になっていると考えられます。整体院を訪れるほとんどの方が、日頃運動を行っていないというデータがあるのは事実です。

ミネラル不足、特にカルシウムやマグネシウムは筋肉の収縮に大きく作用する成分です。これらが不足するということは、血液を運ぶ筋収縮を低下させますので、むくみの原因に繋がります。

むくみ解消に効果的な食べ物はこの3つ

食べ物に含まれている栄養素が重要!

むくみの原因となる一つに血流が滞ることが挙げられます。ですので、血流を促進するような食事をとることで、むくみを防ぐことに繋がります。「仕事が忙しくて運動をしている時間がない」という方でも、必ず食事はとりますよね?毎日の食事で、少しでもつらいむくみを予防できるように、そんな食べ物をピックアップしてみましょう。

むくみの解消にはどんな食べ物がいいの?

むくみの予防に大切なのは、食材に含まれている栄養素です。むくみの原因として挙げられる一つは血行不良です。ですので、血行を良くする栄養素として外せない「ビタミンE」の摂取が効果的と言えます。

ビタミンEとは?

「ビタミンEって何?」と思った方も多いかもしれませんね。ビタミンCほど耳にする栄養素ではありませんが、ビタミンEは別名「若返りのビタミン」とも言われており、老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。女性の敵であるシミやシワを防ぐ効果が高いと言われており、美肌効果の期待もできます。女性にとっては嬉しい栄養素ですね。

ビタミンEが多く含まれる食べ物

ビタミンEが多く含まれている食材として挙げられるのは、ナッツ類や植物油に多く含まれています。ナッツ類の中ではアーモンドやヘーゼルナッツにビタミンEが多く含まれています。植物油ではヒマワリ油やコーン油、サフラワー油などが挙げられます。ドライフルーツもビタミンEが多く含まれているものが多いです。

アーモンドや落花生ならともかく、植物油で摂取ってしんどいかもしれません。しかし、アーモンドや落花生が好きではない…… そんな方には野菜類や魚類、豆類でもビタミンEは摂取できます。野菜類ではアボカドやカボチャ、モロヘイヤ、魚類ではうなぎ、豆類では落花生などが挙げられます。また、マヨネーズやタラコにもビタミンEが多く含まれていますので、アボカドとタラコのサラダをマヨネーズで、という食べ方はむくみ予防の効果が高いかと思いますので、おすすめです。

必要なビタミンEの摂取量

このビタミンE、どれぐらいの摂取量が必要かというと、成人男性で6.5mg、成人女性で6.0mgが一日の摂取目安と言われています。この数字はアーモンドなら15粒前後、落花生なら約1/2カップ、ヒマワリ油では大さじ1.5杯、モロヘイヤ約1袋、アボカド1個で摂取することができます。ですので、アボカドとタラコのサラダをマヨネーズで食べる場合には、アボカドは半分ぐらいでも問題ないかと思います。ちなみに、うなぎの場合は蒲焼き1串では約5mgなのでちょっと不足してしまう計算になります。うなぎを食べた場合には、アーモンドを数粒食べて補うなどしてもいいと思います。

その他むくみを解消させる食べ物

他にも、血流の改善や老廃物の排出に効果があると言われているクエン酸の摂取もおすすめです。クエン酸はレモンやグレープフルーツ、みかんなどの柑橘類や梅干に多く含まれています。

むくみを解消させるにはミネラルのカルシウムとマグネシウム

あとはミネラル成分です。必須ミネラルとしてカルシウムやカリウム、マグネシウムなど16種類が挙げられていますが、むくみに効果がありそうなミネラルは、筋収縮に大きな影響を与えるカルシウムとマグネシウムです。カルシウムは牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品、エビや煮干しにも多く含まれています。マグネシウムは納豆が一番のおすすめです。一日に納豆を1パック食べていればバッチリ摂取できます。そして、カルシウムとマグネシウムの両方が摂取できるのが「ひじき」です。ひじきには鉄分も若干含まれていますので、女性には特に摂取していただきたい食材のひとつです。

むくみを解消させるにはゴマもおすすめ

それと「ゴマ」にはビタミンEやカルシウム、鉄分、亜鉛などが含まれています。白ごまも黒ごまも栄養成分としては全て同じだそうです。少々の摂取では物足りないですが、大さじ1杯ほどを何かにふりかけて食べるとよいかと思います。ゴマの皮はけっこう堅いので、必ずすりつぶして食べましょう。

むくみ予防にとっていただきたいたべものをまとめてみますと、上記に記した中でも特に「アボカド」「納豆」「ひじき」この3つです。マヨネーズやレモン、ゴマなども合わせて摂取してみましょう。

むくみ解消に効果的な飲み物ってあるの?

むくみを飲み物で解消できるの?

ずばり!できます。「水を2リットル飲むと体にいいらしい」と聞いたことはありませんか?この2リットルという数字は、体重45キロの女性と体重150キロの力士が同じなわけがありませんが、体重の4%ぐらいの水をとったほうがいいということです。

ちなみに私は体重53キロ、毎日2.5リットルの水を欠かさず飲み続けています。水だけで2.5リットルです。コーヒーを飲みますしお酒も嗜みますが、それと水は別です。体の老廃物は汗や爪、髪の毛ならも多少の排出はされますが、95%近くは排尿を排便が占めています。

水をたくさん摂取して尿として出すことによって、むくみに繋がる老廃物の排出に大きな影響を及ぼします。最低でも体重の4%の水を心がけてみてください。

どんな飲み物なら解消できる?

これは水で十分です。水道水をそのままというのは、あまりおすすめできませんが、スーパーで100円しないで購入できる水で十分です。冷たい水よりも常温の水のほうがより良いです。朝の寝起きから水を飲めば簡単にできてしまいます。むくみ以外にもダイエットなどにも繋がりますので、ぜひ試してみてください。

部位別むくみ解消する食べ物

顔のむくみをとる食べ物・飲み物は?

顔のむくみが気になるのは、朝が多いですよね?そこで大切なのは朝食です。なにも朝からしっかりと食事をする必要はありません。私がおすすめしたいむくみに効果的な朝食はヨーグルトです。ヨーグルトにバナナやキウイを入れてみましょう。寝坊してしまった場合にはドライフルーツを少し食べるだけでも違います。

足のむくみをとる食べ物・飲み物は?

足のむくみには水が一番ですが、食べ物であればクエン酸やビタミンEが摂取できるプルーンなどがいいかと思います。特にドライプルーンであれば、休憩中に食べることもできますので、おすすめです。

その他:むくみを解消する食べ物で知っておくべき情報

さて、これだけが大切なわけではありませんが、アボカドや納豆、ひじきの他にも、マヨネーズやレモン、ゴマ、水分などを、むくみに効果のある食べ物として挙げてみました。これらの食べ物には「血流のアップ」や「代謝アップ」が期待できます。

その他、むくみを解消する効果がある「湧泉」、「承山」といったツボもあります。ただし自分で押すのは難しいところにあります。また、自分でマッサージするときもデコルテ周り、肩甲骨周り、鼠径部周りまでやると効果が高いのですが、範囲が大きくなりますので、自分でするのは難しいかと思います。

そういう時には整体師や鍼灸師、エステなどプロの手を借りましょう。気持ちいくら位のちょうどいい強さでむくみを解消してくれるはずです。また、整体師等に骨盤調整をしてもらうのもむくみ改善につながりますよ。