男性には薄毛改善の効果あり?豆乳がもたらす嬉しい作用とは

健康や美容に効果があるとして頻繁にメディアに取り上げられる豆乳。実は、女性だけではなく男性にとっても嬉しい作用がたくさんあるんです!今回はそんな豆乳に注目し、どんな効果や作用があるのか、飲むときの注意点、そして効果的な飲み方やアレンジ方法などについてお話します。

豆乳は健康な体づくりに最適!

豆乳は大豆を水でふやかしてからすりつぶし、そこに水を加えて煮詰めた飲み物です。見た目は牛乳に似ていますが、大豆由来の独特の風味があり、好き嫌いが分かれやすい飲み物ですね。「牛乳は嫌いだけど豆乳は飲める!」という人もいれば、「豆乳だけは絶対NG!」という人も少なくないでしょう。

そんな豆乳ですが、実は健康的な体作りにはこの上なく最適な飲み物であり、美容にも効果大。高額なサプリメントなどとは違い、コンビニやスーパーで200ml 100円くらいの価格で購入できるのも嬉しいポイント。もちろん、その効果は女性ばかりではなく男性にも発揮されます。

豆乳と豆

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豆乳が持つ効果とは?

豆乳には私たちにとって嬉しい効果がいくつかあります。今回はその中から代表的なものを3つ紹介し、さらに男女別の効果についてもお話しますね。

豆乳の効果① 大豆イソフラボンによる美容効果

大豆にはイソフラボンというポリフェノールがたくさん含まれており、このイソフラボンは女性ホルモンのひとつであるエストロゲンにとても構造が似ています。そのため、イソフラボンは体内でエストロゲンと同じような作用をもたらし、ホルモンバランスに大なり小なり影響を与えるのです。
その女性ホルモンに似た働きをすることを「エストロゲン様作用」と言います。

女性にみられる美容効果は?

エストロゲンの主な作用は、女性の体を妊娠に備えさせること。胸を豊かにしたり体をまるみのある女性らしいラインにする作用が大きいですが、それ以外にも

  • 肌のうるおいやコラーゲンの増加
  • 肌を白くする
  • 髪を増やしつややかに保つ
  • 脳の血流を増やして精神を安定させる

といった作用があり、これらはイソフラボンを含む豆乳にも期待できる美容作用です。

また、女性ホルモンは周期的に増えたり減ったりしながらバランスを保っていますが、このバランスが崩れると、やたらとイライラしたりむくみやすくなったり、肌が荒れたり、心にも体にも不調を起こりやすくなります。そんなときこそ、頼りになるのが豆乳!不足したエストロゲンを補うことでホルモンバランスを整え、内側から体を美しく整えてくれるでしょう。

ちなみに、エストロゲンの分泌量は加齢とともに減少し、閉経が近くなるとその減少スピードは急激にはねあがります。そうしてあらわれるのが更年期障害ですが、更年期に豆乳を積極的に摂取すれば、その症状を緩和する作用も期待できるでしょう。

男性にみられる美容効果は?

男性特有の悩みの解決にこそ、エストロゲン様作用をもつ豆乳を飲んでほしい!
豆乳を飲むことによって以下のような効果が得られます。

  • 抜け毛の予防…女性ホルモンが少ない男性はどうしても髪が抜けやすくなる
  • 肌荒れの改善…男性ホルモンは皮脂分泌を促進し、べたつきと肌荒れの原因に
  • 体臭の軽減…過剰な皮脂は体臭の原因。年齢を重ねれば加齢臭に

男性には女性に見られるような周期的なホルモンバランスの変化はほとんどありませんが、分泌される女性ホルモンの量はとても少量。そして、それゆえに男性に多く見られるこれらの厄介なトラブルが起こってしまいます。
つまり、男性ホルモンと逆の働きをするイソフラボンが効果てきめんなのです。

ハゲの男性

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豆乳の効果② タンパク質による効率的な体作り!

大豆には豊富な栄養が含まれています。とくに、体を構成する重要な要素であるタンパク質は割合が多く、全体の約35%を占めるほど。数字だけを見るとそれほど多くないように感じられるかも知れませんが、重要なのは肉でも魚でもなく、植物にこれほどのタンパク質が含まれているという点。脂肪もコレステロールもない大豆だからこそ、そのタンパク質はとても良質だと言えるでしょう。

女性の体作りにどう影響する?

タンパク質は肌や髪をつくるのに欠かせない栄養素です。どんなにしっかりケアをしていても、髪や肌そのものがボロボロではどうにもなりませんよね。大事なのは全ての基盤となるタンパク質をしっかり補給することであり、豆乳はそのサポートにきっと役立つでしょう。

また、大豆のタンパク質は腸内に長くとどまることで腹持ちを良くする作用があります。このため、ダイエットにも最適の飲み物だといえるでしょう。イソフラボンによって血行促進とむくみ解消効果も期待できるので、タンパク質との合わせ技で、脂肪燃焼を促進しつつ老廃物を積極的に排出し、効率的かつ健康的に痩せることができると考えられます。

男性の体作りにどう影響する?

基本的には女性に見られる効果と大きな違いはありません。とりわけ男性に注目してほしい点は、豆乳に含まれる良質なタンパク質は筋肉増強にぴったりだというところ。今まさに筋トレに励んでいる男性であれば、豆乳を意識的に摂取することでかなり効率よく筋肉をつけられるでしょう。

さらに、豆乳に含まれる大豆タンパクや大豆サポニン、大豆レシチンといった成分は、多くの男性を悩ませるコレステロールや中性脂肪、内臓脂肪を低減する作用があります。メタボ傾向にある人は、毎日の豆乳が健康的な体を取り戻すサポートになるでしょう。

筋肉質な男性

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豆乳の効果③ オリゴ糖で腸内環境を正常化!

大豆には天然のオリゴ糖が含まれており、腸内で善玉菌のエサになることで腸内環境を整えてくれます。大腸の動きを活発化ささせて免疫力をアップさせる作用もあるため、腸の不調に悩む人や体を強く保ちたい人こそ、積極的に豆乳を飲むことをおすすめします。

腸内環境の改善によって女性にみられる嬉しい効果は?

女性はホルモンの影響や筋力の低下、無理なダイエットなどにより、男性より便秘になりやすい傾向があります。それにより、肌荒れやくすみ、顔色の悪さに悩む人も多いでしょう。そんな女性の力強い味方が豆乳。豆乳を毎日の習慣に取り入れれば便秘改善効果が期待でき、便秘が改善されれば自然と肌状態も良好に向かいます。ぽっこりした下っ腹もすとんとへこみ、スタイルアップできるでしょう。

腸内環境の改善によって男性にみられる嬉しい効果は?

男性の場合、腸内環境が悪くなると女性とは逆に下痢を引き起こしやすくなると言われています。とくに、激務で心も体も疲れているビジネスマンほど「下痢に困ってる!」なんていう声をよく聞きますね。その理由は、ストレスと腸内環境が負のスパイラル状態に陥っているから。腸内環境が乱れると幸せホルモンとよばれるセロトニンが減少します。するとイライラしたりストレスがたまりやすくなり、この精神的負担は胃腸に影響し、さらなる腸内環境の乱れを引き起こすのです。豆乳を習慣化すればこの負のスパイラルを断ち切ることができ、腸内環境だけではなく精神状態も整い、仕事のパフォーマンスも向上するのではないでしょうか。

仕事をしている男性

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豆乳を飲む際の注意点は?

良いことずくめのように見える豆乳も、日常に取り入れるなら摂取量には要注意です。なぜなら、豆乳の過剰摂取がホルモンバランスを乱してしまうことも珍しくないから。男性の場合、男性ホルモンを抑制しすぎて男性特有の機能や性欲が低下したり、皮下脂肪が付きやすくなってしまうこともあります。

食品安全委員会の発表によると、イソフラボンの1日の摂取量目安は70~75mg程度。豆乳1本(200ml)あたりのイソフラボンの含有量は40mg前後なので、単純に計算して1日1本半くらいが理想だといえます。ただし、この目安量は毎日欠かさずイソフラボンを摂取した場合であり、多少超えたくらいではただちに健康に影響することはないので安心してください。『1日1本半』はしっかり頭に入れておき、もし豆乳や大豆製品を摂取しすぎた場合は、翌日飲む量を減らすなど工夫しましょう。

また、豆乳は女性の更年期障害の症状緩和には効果的ですが、エストロゲンが関与しない男性の更年期障害の改善や症状緩和には効果ありません。男性で更年期に悩んでいる人は「男性でも更年期に!?男性更年期に効果的なサプリメントの成分とは?」を参考にしてください。

効率的な豆乳の飲み方やアレンジ方法は?

豆乳の効果を十分に引き出すためには飲み方を工夫することも大事です。また、飽きが来ないようにアレンジすれば長く飲み続けることもできるでしょう。ここからは、豆乳の効率的な飲み方と簡単なアレンジ方法、日常への取り入れ方などを紹介します。

調整or無調整?

豆乳には2種類あります。

  • 無調整豆乳:大豆を煮詰めて絞ったそのまま
  • 調整豆乳:飲みやすく調整している

よって、イソフラボンをはじめとした豆乳特有の成分は無調整豆乳のほうが多くなっていますが、だからといって調製豆乳が無調整豆乳より大きく劣るわけではありません。タンパク質量に注目すれば無調整豆乳が8.8gなのに対し調整豆乳は7.6gで、調製豆乳でも十分タンパク質を摂取できることがわかります(詳細な含有量はメーカーによって異なります)。

また、調製豆乳は味の面でも飲みやすく調整されており、無調整豆乳は大豆独特のえぐみのようなものを感じる場合があります。よって、とくに豆乳に苦手意識がなければ無調整豆乳、味や匂いが気になる人は調製豆乳を飲むといいでしょう。

毎朝1杯を習慣に!

豆乳の効果をしっかり実感したいのであれば、ある程度の期間継続して飲み続けなければなりません。苦ではないなら毎朝1杯の豆乳を習慣化しましょう。もちろん、習慣化するだけであれば昼に飲んでも夜に飲んでも大きな問題はありません。しかし、朝食前は栄養の吸収率が高いため、豆乳の栄養分を余すことなくしっかり吸収することができます。

ただし、朝一番に冷たいものを飲むと胃腸に大きな負担を与えてしまいます。できれば少し温めて、ゆっくり噛むようにして飲むといいですね。朝一番にしっかり体を温めてあげると全身の血流も促進され、一日アクティブに過ごすことができますよ。

アレンジ次第で豆乳の可能性は無限大!

豆乳をそのまま飲むことに飽きてしまったら、少しアレンジをして味や食感にバリエーションを出してみましょう。たとえば、きなことバナナを入れたシェイクは腹もちもよく、美容にもダイエットにも最適です。同じ要領で、スムージーに豆乳を入れてもいいですね。

バナナスムージー

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また、普段デスクワークをしててコーヒーや紅茶を飲む機会が多い人は、牛乳の代わりに豆乳を入れると手軽に豆乳を飲むことができますし、多くのコーヒーショップではミルクをソイミルク(豆乳)に変更することが可能です。家庭では、ポタージュを作るときに牛乳の代わりに豆乳、ブイヨン(コンソメ)の代わりに味噌を入れると和食にも合うスープの出来上がり。最近は豆乳をつかったスイーツも人気なので、パンケーキなど簡単なものから手作りしてみるのもいいですね。

豆乳

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どうしても豆乳が苦手なら……

しかし、「どんなにアレンジしてもどうしても豆乳の味が受け入れられない…」という人もいるでしょう。そんな人は、納豆や豆腐などの大豆食品を積極的に食べるのも有効な方法です。

また、最近はイソフラボンのサプリメントもたくさん販売されています。豆乳よりもコストは高くなってしまいますが、手軽に摂取できるので、豆乳が飲めないときに利用するのは賢い選択ですね。ただし、サプリメントを飲む際は摂取量をしっかり守るようにしましょう。

まとめ

今回は豆乳が持つ効果を紹介してきました。毎日の豆乳習慣が健康と美容をサポートし、それには男女の性差も関係ないことがおわかりいただけたと思います。誰でもすぐに始められる豆乳。ぜひ、明日からあなたも始めてみてくださいね。