女性に多い腎盂腎炎の症状は!?腎盂腎炎を4回経験した筆者が振り返りながら徹底解説!

「背中が痛い……」「急に高熱が出て歩くのもつらい……」「悪寒がすごい……」それ、腎盂腎炎の症状じゃありませんか?
過去に4回急性腎盂腎炎を患ったことのある筆者が、腎盂腎炎の症状を自身の経験をもとに徹底解説します!

この記事を読む前にまずは必ず腎盂腎炎の原因を知りましょう!
—–腎盂腎炎の原因の記事はこちら—–
原因を知ることは再発防止にもつながるので、とっても大事なことですよ☆

引用:https://www.shutterstock.com/

急性腎盂腎炎の症状~前兆~

まずは、腎盂腎炎の前兆によく出る症状ですが以下のようなものが挙げられます。

  • 膀胱炎
  • 微熱
  • 身体のだるさ
  • 強い疲労感
  • 浮腫(むくみ)
  • 血尿

なんとなく風邪と似ていることがあるので、見過ごしやすいのが怖いですね。
ちなみに、この腎盂腎炎の前兆症状には個人差があり、必ずこの症状が予兆として表れるわけではないのでご注意ください。
さっきまで元気だったのに、急に「なんだこれ!?」と驚くほど辛くなるのが腎盂腎炎の特徴のひとつでもあります。

筆者は過去に4回程腎盂腎炎になりましたが、4回とも共通している症状は浮腫み(むくみ)。
「なんだか膀胱炎っぽい?あれ?なんだか顔がむくんでる……」と思った次の日に40度を超える発熱を伴う腎盂腎炎の発症を何度か繰り返しています。
ちなみに、初めて腎盂腎炎を患ったときは、1週間の入院を経験しました。
よほど重度だったのでしょうが、あの時は「今考えてみれば、ちょっとむくんでたのかな?」くらいのもので特別大きな前兆はなかったように思います。

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急性腎盂腎炎の症状~辛さMAX期~

前兆があるないに関わらず、本格的に急性腎盂腎炎を発症するとこのような症状が出てきます。

 

  • 悪寒や震えを伴った38℃以上の発熱(弛張熱)
  • 腎臓のあたりの痛み、腰痛
  • 腹痛や嘔吐などの消化器症状
  • 頻尿や排尿痛などの膀胱刺激症状
  • 残尿感や血尿などの膀胱炎のような症状

う〜ん、心から辛い!
筆者は悪寒と高熱、そして身体の節々の痛みに苛まれ、はじめて腎盂腎炎になったときはインフルエンザかと思っていたのですが、あの辛さは似通ったところがありますよね。
実際、腎盂腎炎を発症したときに「インフルエンザ!?腎盂腎炎!?どっち!?」と悩む方も少なくないようです。

参考程度に、筆者が本格的な症状が出た時のことをお伝えします。

入院するほど!重度だったときの腎盂腎炎の症状

はじめて腎盂腎炎を発症した時のことです。
いわゆる「激務」をこなしていた日々だったので、慢性的にかなり疲れが溜まっている状況でした。
しかし、その時期はそれが通常の状態だったので、その日も全く気にせず元気なつもりで車で通勤していた最中のこと。
突如、ものすごい寒気が襲ってきたんです。喉も痛くなり、明らかに全身が熱を帯びている状況です。
必死で会社に到着し、気力でどうにか仕事を進めるも正直立っているのすら辛い!座っているのも限界!きつい以外の感情を失うほど、本当に辛かったです。
わずか数時間でここまで体調が悪くなったのは初めてだったので、かなり動揺しました。
限界に達して仕事を早退し、そのまま意識が朦朧とした状態で総合病院に向かいました。

病院に行くももしかしたらインフルエンザかも……とはじめにいわれ「もう5月になるのに!?」と思った記憶があります。

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急性腎盂腎炎の検査と診断

上記のような「これはただ事ではないぞ……」という症状が出てやっと初めて病院に行かれる方、実際かなり多いと思います。
本格的な症状が出るまでは、風邪かな?また膀胱炎かな?くらいの気持ちであまり気にしないんですよね。

病院での検査・診断は基本的にはこのような感じです。

尿検査

尿の中の白血球や赤血球を検査し感染の証拠となるものを見つけます。
腎盂腎炎を疑われた場合は基本的に尿検査は必ず行われます。

尿培養

腎盂腎炎で病院に駆け込む時はこちらも意識が朦朧としている状態なので、病院側は「尿検査しましょう」などと簡単な説明のみをしてくれるのですが、
実際は尿検査で感染の証拠となるものを見つけたら、そこからは菌の種類や実際の数値を把握するための尿の細菌培養検査も行われているようです。

血液検査

筆者の経験上、これは行う場合と行わない場合があると感じています。
初めて腎盂腎炎にかかったときはがっつり血液検査も行われました。土日だったので総合病院に駆け込んだことや、見るからに症状がひどかったのも関係あったのでしょうか。この血液検査で腎盂腎炎になっている場合は、白血球やCRPが異常に高くなるようです。

画像診断

画像診断とはCTやエコー検査のこと。感染した腎が大きく腫れているかどうかや腎周りの脂肪の異常を認めます。
こちらも、病院や症状によってするしない分かれてくるのだと思いますが、筆者は腎盂腎炎4回のうち、2回しか画像診断はされませんでした。
ちなみに筆者がCTをとったのは総合病院のみ。CT撮影のために横になっているときTシャツがめくれてお腹が出ていたのですが、あまりのきつさにそれを自分でなおすことすらできず。みかねた担当の方が無言でそっと衣服の乱れを整えてくれたというちょっぴり恥ずかしい過去があります……。

腎まわりの痛みの検査

腎盂腎炎の際は、病気を引き起こしているであろう腎臓あたりを背中側から押したり叩いたりして、その際に痛みがないかを確かめます。
入院にまでなってしまったときの検査で叩かれたときは、あまりの痛さに飛び上がりました。痛い!痛すぎる!
多分そんなに強くは叩かれていないのでしょうが、あの激痛は衝撃でした。

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腎盂腎炎と診断されたらまずは完治に努める!

腎盂腎炎だと病院で診断されてしまったら!?当たり前ですが、まずは完治に努めましょう。
急性の場合は、安静にして抗生物質の投与や抗菌薬の投与で治療を行います。

症状が比較的軽い場合

軽いといってもかなりきついことには変わりませんが……症状が比較的軽い場合は自宅での療養が基本となります。
安静にしている状態で水分を取りつつ、飲み薬で治していくことになるでしょう。抗生物質を出されることが多いので、出された分全てをしっかり飲みきります。
筆者は自宅療養の場合、はじめの2日間は固形物を一切口に入れられないくらいきつくなり、だんだんと回復して1週間で本調子という場合が多いです。

症状が重い場合

症状が重い場合は入院が必要になることもあります。
入院中は細菌を殺すために抗菌薬(抗生物質)が投与されます。筆者の入院期間は1週間、点滴漬けでした。

細かい経過についてはまた別の記事でお伝えをしていきます。