背中の張りをとりたい!どうすればいいの?

「背中に張りがある」とは筋肉が凝っている状態であり、肩こりのようにだるさなど不快なサインを感じてしまうものです。嫌な状態をスッキリさせて気持ちよく毎日を過ごすにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、背中の張りを起こしている原因とスッキリさせるための対処法などをご紹介します。

体が緊張状態にあることで起こる

こりが現れるということは、その部分の筋肉が緊張したままになっているといえます。筋肉は緊張すると収縮して硬くなり、リラックスすると緩んで軟らかくなりますが、緊張状態が続くと硬さが定着して「こり」になってしまいます。さらに長く緊張が続くと張りが感じられるようになり、不快に感じてしまうのです。
また、こりがあると自律神経系のバランスも崩れやすくなることからリラックスが難しくなり、より一層こりを強くしてしまうこともあるのです。体にこりがある状態では、その部分だけでなく全身が緊張しやすくなるため、あらゆる部位でこりが起こる可能性が出てきます。

こりが起きる原因としては、強いストレスにさらされ続けていることが挙げられます。ストレスがあると体が緊張して筋肉も硬くなり、こりが起きてやすくなります。また緊張状態では血管も収縮しやすいことから、栄養分などが行きわたりにくくなり体の機能が充分働きづらい状態にもなってしまいます。その結果、外敵から体を守る免疫細胞の働きが落ちてしまい、風邪を引きやすい体質になる可能性があります。

筋肉の緊張をほぐして改善へ

背中の張りにはマッサージ

不快に思う部分が背面の張りだけであれば、その筋肉を上手にほぐして血流を良くすることで、改善へと導くことが期待できます。この場合、マッサージや整体などで施術を受ける方法があります。自分ではマッサージしづらい部位なので、家族などに背中をマッサージしてもらう人も多いと思いますが、知識のあるプロに依頼することで的確に施術が受けられ、効率よく改善させることができるでしょう。

特に凝り固まってしまった筋肉をほぐすにはプロの施術を受けることがおすすめで、硬ければ硬いほど施術を受けた後は眠くなりやすいといわれています。気になるこりがあると、眠りが妨げられてしまうことがあります。安眠してその日の疲れをしっかり取るためにも、早めにケアを行うのが望ましいといえるでしょう。

なお、プロにお願いする場合は一部分だけを集中して施術してもらうよりも、全身をほぐしてもらうことをおすすめします。これは、背中が凝っているとその周りの筋肉も凝っている可能性があるためです。

背中の張りを改善・予防するために

こりが起きないようにするためには、定期的な運動を行うことがおすすめです。体を動かせば柔軟性がアップしたり血流が促されて、しなやかな状態の筋肉が保ちやすくなるでしょう。筋肉に刺激を与えることは、筋肉を強くするためにも役立ちます。強くなった筋肉は体をしっかりと支えてくれるため、体にかかる負担によるこりを緩和することにもつながります。
なお、背中の張りで悩まないために予防のためのストレッチも行っていきましょう。

まずは簡単にできる、座布団を使ったストレッチをご紹介します。用意する物は硬めの座布団やクッション(四角形のタイプ)で、それを丸めるか2つ折りにしてその上に背中が当たるように寝転がります。ウェスト辺りから頭に向かって細長くなるように当て、お尻が床に付くようにし、長さが足りなければ座布団やクッションを追加して頭まで乗せましょう。準備ができたら両膝は立てておき、両腕を上げて顔の横から耳の後ろへゆっくり動かしていきます。こうすることで、背中から腕の付け根を気持ちよくストレッチすることができるでしょう。

なかには病気のサインである場合も

背中の張りは病気のサイン?!

専門家にほぐしてもらったり、ストレッチを続けても全く変化が見られない時は、何らかの病気が背中の張りを引き起こしているかもしれません。こりと似た痛みであることから、内臓からのサインを背中のこりだと思ってしまっているケースもあるのです。いつもと違うと感じたらすみやかに医療機関を受診しましょう。

また、知識のある整体などの施術のプロがほぐしても全く改善が見られない時には、病院での診察を勧められるかもしれません。そのような場合も医師の診察を受けて検査や治療を行ってもらいましょう。

まとめ

背中の筋肉に緊張状態が続くと硬くなり、張りを感じることがあります。こり固まった筋肉はほぐして緩めることでリラックスが期待できるため、身近な人にマッサージをお願いしてほぐしてもらうか、しつこいこりや効率よくほぐしたい時には整体など施術のプロにお願いしましょう。自宅でできる座布団を使ったストレッチも軽い張りに対する改善・予防が期待できます。しかし、全く改善が見られない時には早めに病院へかかりましょう。