原因はホルモンバランス?生理中の頭痛改善方法をご紹介

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生理周期と頭痛に関係性があることは、多くの女性が実感しているようです。なかには「頭痛がしてきたからもうすぐ生理」のように体調の変化を生理日の予測にしている人もいるくらいです。生理が近くなると頭痛が起こるのは、女性ホルモンのバランスが変わることが原因で、この仕組みを正しく理解しておく必要があります。

頭痛と関係する女性ホルモン「エストロゲン」

生理周期の中で頭痛が起きやすいのは、生理数日前~生理開始の期間。この時期は、エストロゲンの分泌量が急激に変化するため、頭痛が起こりやすくなっています。まずはエストロゲンが生理周期でどう変化するのか理解しておきましょう。生理周期は平均して28日といわれており、大きく生理、卵胞期、排卵、黄体期の4つに分けることができます。

生理

生理周期1日目は生理開始日となり、生理は約7日続きます。ホルモンの状態はエストロゲン、プロゲステロン共に少なく、生理中の不調を感じやすい時期です。免疫力が低下し、体温が低下して血行も悪くなるため、生理中は無理せず過ごすようにしましょう。

卵胞期~排卵

生理が終わるとエストロゲンの分泌が増えて気分も体も快調になります。エストロゲンは女性らしさに関係するホルモンで、肌の代謝も良くなり、むくみが取れてダイエットにも向いている時期です。生理が終わってから排卵日までが最も体調が良くなる時期といわれます。

黄体期

排卵するとホルモン分泌が変わり、受精卵の着床に備える状態に変化します。エストロゲンの分泌量が減り、前半はプロゲステロンが増加してきて、少しずつ不調を感じやすくなります。黄体期は排卵から約14日続きます。生理前の2~3日前はエストロゲンとプロゲステロンの両方の分泌量が減って、イライラやむくみなどが現われやすく、頭痛も多くはこの頃から始まります。

生理開始数日前からホルモンの減少が起こり、自律神経が乱れやすく、精神状態に変化を感じたり、実際に頭痛を感じたりする人も多くなっています。なかでも影響を強く受けやすいのがエストロゲンの減少です。この女性ホルモンはセロトニン分泌とも密接な関係を持っていて、エストロゲンは血管拡張作用もあるため、生理前~生理開始日くらいは最も頭痛が起こりやすいといえます。

また、エストロゲンの分泌量が低下しやすい排卵日の前後でも、頭痛が起こる回数は増えると感じる人も多いようです。このことから2つある女性ホルモンのなかでも、エストロゲン減少の影響を受けていると考えることができます。

頭痛の改善と関係する「セロトニン」

生理周期でエストロゲンの分泌量が減り、それと共にセロトニンの分泌量にまで影響しているなら、セロトニンの分泌を促すことも頭痛改善に効果的だといえるかもしれません。セロトニンの分泌と代謝のバランスを整えるためには、次のような方法があります。

リズム運動をする

ウォーキングのようなリズム運動は、セロトニン分泌を促すといいます。セロトニン分泌には通常20~30分かかることから、最低でも20分続けることをおすすめします。

太陽の光を浴びる

太陽の光を浴びるとセロトニン分泌が活発になるといわれています。ウォーキングは日光浴にもつながるため、生理による頭痛が起きやすい方におすすめです。生理中にマッサージを受けてもいいの?

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