体調不良の原因は骨盤!?骨盤の歪みが起こす問題とその改善方法!

きちんとバランス良くご飯を食べているのになかなかむくみがとれない。慢性的な肩こりが長年治らない。ふとした瞬間からだの節々が痛む。全て我慢できる症状だからこそ放っておいてはいませんか?『大きな病気じゃないし・・・』と気にしないようにしている人も少なくないでしょう。病院に行くほどではないけれど、できるのであれば治したいという人も多いはずです。

上記の悩みはもしかすると、骨盤の歪みが原因の恐れがあります。骨盤の歪みと聞いてもピンとこないという方もいるでしょう。今回は骨盤の歪みが引き起こす不調やチェックの方法までを見ていきましょう。

骨盤の歪みってなに?

そもそもなぜ、骨盤が歪むということが起きるのでしょうか。ここでは骨盤が歪むとはどのようなことなのか、そして骨盤が歪むことで身体にどのような影響を引き起こすのかを見ていきます。

骨盤はどうして歪むの?

骨盤はちょうど腰のあたりにある大きな骨です。うつわのような骨が左右1つずつあり、丸い形をしています。内臓を支える役割や、歩くバランスをとるなどさまざまな役割があります。

そもそも骨盤は歩いたり座ったりする際に柔軟に動けるよう隙間があります。骨と骨がしっかりと繋がっているわけではありません。筋肉や骨盤周りの状態で骨のあるべき位置が変わってくるのです。普段の生活の中で骨盤が正しい位置にあるかどうかが重要になってきます。日々、無理な姿勢や悪い生活習慣が骨盤の歪みを引き起こす可能性があるのです。

骨盤の歪みが不調を生む原因?!どんな症状が出るの?

骨が少しずれただけで何か不具合が起きるの?と不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、ここが骨盤の歪みの怖いところです。慢性的な肩こりや膝の引きつりなど、さまざまな部分に繋がっているのです。そもそも骨盤は人間の身体の中心にあたる部分です。その中心が歪むということは、身体全体に歪みが生じるということです。身体が歪むということは筋肉の一部が引っ張られるということです。

たとえば右側の骨盤が上がっている状態で歪んでいるものとしましょう。すると左側の方から脇腹にかけての筋肉が常に引っ張られている状態になります。したがってその不均等さを支えるため、普段使わなくてもよい筋肉に負担がかかってくるのです。このように歪みはさまざまな不調につながります。身体はそれぞれ各部分に分かれているように感じます。しかし筋肉や筋が繋がっているので、骨の歪みがまさかと思う不調に繋がっていくのです。

骨盤の歪む原因を探る!

そもそもどういうことが原因で骨盤が歪んでしまうのでしょうか。原因はいくつかあります。詳しくチェックしてみましょう。

骨盤が歪む原因その1.脚を組んで座る

椅子に座る時、足を組んではいませんか?足を組むと左右の骨盤の高さが違う状態になります。その状態で長時間座っていると、骨盤の位置がずれてしまい、歪みに繋がります。

骨盤が歪む原因その2.片脚に重心を乗せて立つ癖がある

また立っている時、片足に重心を乗せていませんか?これも左右の骨盤の高さが違う姿勢ですので、骨盤の歪みにつながります。立つ姿勢も両足でしっかりとまっすぐ立ちましょう。

骨盤が歪む原因その3.姿勢が悪い

そして一番無意識なのが、猫背です。背中の猫背がなぜ骨盤に関係するかというと、骨盤の歪みは左右だけではありません。前後というのも歪みに入ります。

本来、内臓を重力から守る為しっかりと支える骨盤が前や後ろに倒れていると、正しく内臓を支えることができません。これは骨だけではなく、内臓に大きな負担がかかります。前後の歪みもあるということを覚えておきましょう。

骨盤の歪みを防ぐ

骨盤の歪みがどのような時に起こるかはざっと説明しました。では実際に、どのような行動や生活習慣を改善すると歪みが防げるかをみていきましょう。

骨盤の歪み予防法その1.脚を組まない

先ほども原因の部分で説明した通り、脚を組むというのは骨盤に大きな負担をかけます。骨盤の左右の高さにかなりのズレを生じさせ、歪みに繋がります。これは、脚を組むという行動をしないよう心がけるほかありません。

脚を組むという行動は、おそらく無意識にしている人がほとんどでしょう。自分でわざと骨盤を歪まそう、なんて組む人はいません。無意識にしていることを意識的に改善していきましょう。

骨盤の歪み予防法その2.横座り

平らな床に座る時、足先を横に流すように座っていませんか。お姉さん座りや横座りと呼ばれるものです。この座りかたも骨盤の左右の高さを歪ませます。

地面にしっかりとつくお尻の方の骨盤が下に沈むような形になります。したがって内から外に折り曲げた脚の方の骨盤が上がってしまいます。この姿勢を長時間続けることにより、左右の高さに歪みが出てきます。

できるのであれば、脚を前へ伸ばすように座りましょう。そうすることにより、左右の高さを同じにしておけます。後ろの筋がつっぱって、座っていられないという人は後ほどご紹介するストレッチも取り入れていきましょう。

骨盤の歪み予防法その3.背筋を伸ばす

骨盤の歪みは左右だけでなく、前後も関係しています。前後の歪みの中で一番多いと言われているのは猫背からくる歪みです。本来、背骨は重力から一番バランスの良いカーブをえがいています。バランスの良いカーブがあるからこそ身体に一番負担のない状態で背筋を支えていられます。しかし猫背になると、このカーブが失われます。

カーブが失われると、重力に対して負担しなければならない部分がでてきます。骨盤の上にきちんと乗らず、筋肉でなんとか支えるという部分です。この違う部分の筋肉を使うことにより、筋肉に引きつる部分が生じてきます。

筋肉が引きつるということは、骨盤に繋がっている筋肉にも負担がくるということです。すなわち骨盤自体もひっぱられる部分が出来ます。これが、骨盤の歪みにつながるのです。

少し長くなりましたが、このように骨盤に直接関係のないと思われがちな部分も実は関係していることが大いにあります。逆に骨盤の歪みが猫背を生じさせている可能性もあります。どちらにせよ、意識的に猫背を改善することがとても大切でしょう。

もう歪んでるかも…骨盤の歪み解消法を教えます

ここまで読んで、もうすでに自分は骨盤が歪んでいるかもしれないと思った方もいらっしゃるでしょう。では実際に歪んでしまった骨盤はどのようにして治すことができるのか。自分でもできる改善方法、矯正方法をご紹介していきましょう。

骨盤の歪み解消方法その1.前屈のストレッチ

骨盤の歪みは筋肉が縮まったまま硬い状態になってしまっている場合があります。筋肉が伸びないということは他の部分を引っ張っているということにつながるのです。まずはこの筋肉を柔らかくし、しっかりと伸ばすことができるようにしてあげましょう。

骨盤に近く、密接に関係している部分のひとつに太ももの裏があります。この太ももの裏には大きな筋肉があり、この筋肉の柔軟性は骨盤の動きに大きく関係しています。まずはこの部分をやわらかくしていきましょう。

床の上に両足を伸ばし、前屈をしながらしっかり伸ばしましょう。そうすることにより、筋肉の柔軟性を高めることができます。

最初は痛いかもしれません。しかし、無理は禁物です。ゆっくりと息を吐きながら伸ばしていきましょう。

お風呂上がりの身体が温まっている時がおすすめです。長時間する必要はありません。短時間だとしても、必ず毎日続けることがなにより大切です。

骨盤の歪み解消方法その2.自分の足にあった靴を履く

靴と骨盤の歪みは一見関係のないように感じる方も多いでしょう。しかし自分にあう靴を履いているかどうかが骨盤の歪みに大きく関係しています。

自分にあっていない靴を履くと、歩き方が不自然になります。あっていないということはバランスを取りづらいということです。無理なバランスを維持するため、筋肉に無駄な力が入ります。

無駄な力が入ると、筋肉が縮んでしまったり大きな負担を負うことになります。これが骨盤の歪みにつながる大きなポイントです。まさか靴が原因、なんて驚く方もいらっしゃるでしょう。

見た目や履きたい靴という基準で選ぶことも大切ですが、履き心地も大切にしましょう。自分の足にあう靴は自分の身体にあう靴です。ぜひ無理のない靴を履いていきましょう。

骨盤の歪み解消方法その3.病院に行く

なんとなく痛い、なんとなくだるい。大きな支障は出ていないから放っておく。そんな状況が続いてはいつか無理が生じて大きな病気に繋がります。

少しでも不調が出ればそれは身体になんらかの負担がかかっている状態です。そしてどのくらい悪化しているか自分では判断しかねる部分があります。大きな支障がなくとも早めの受診をおすすめします。

まずは自分でのストレッチや心がけをしましょう。それでも改善しない場合は専門家に診てもらうこともとても重要です。自分がどのくらい歪んでいるのか、どのような方法でどのくらい改善されるのかをしっかりと把握しましょう。

最後に

いかがでしたか。普段なんとなくやっていることが骨盤の歪みに大きな影響を与えていることがあるでしょう。骨盤の歪みは日々の積み重ねによって起こることがほとんどです。一朝一夕で起こりはしませんが、すぐに治らないのも歪みというもの。毎日の少しずつの意識で改善することは大いにあります。侮らず、一つ一つを意識し充実した毎日を送りましょう。