献血で社会貢献を!行く前に知っておくべき5つのメリット

みなさん献血をしたことはありますか?
都会の中心部などでたびたび見かける献血バス。なじみ深い人もいれば、そうでない人もいらっしゃると思います。
今回は、献血に行く前にぜひ知っておいていただきたい5つのメリットをご紹介いたします。
献血のことをより知って、社会貢献してみませんか?

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10代・20代の献血率は8%以下

1985年のピーク時には全国各地で約870万人が献血を行っていましたが、2016年には献血者数が約480万人と大幅に減少してしまいました。そして、今現在もなお減少し続けているのです。

実は、現在の献血率のままでは「2027年には年間約85万人の献血者が不足する」と言われており、一種の社会問題にもなっているのです。
また、献血者には40~50代が多く見られ、20代は約8%、10代においては全体の約6%と、若年層の献血者が圧倒的に少ないということも分かっています。

そもそも献血って何?知っておきたい4つのポイント

では、献血はどのような流れで行われるのでしょうか?献血には大きく分けて4つのポイントがあります。詳しく確認していきましょう。

献血とは?

献血とは、“健康な人が血液を提供するボランティア”のことを指します。

病気やケガで輸血が必要な患者さんのために無償で血液を提供する、いわば社会貢献のひとつとして世界約190の国と地域で行われている活動のことを言います。
献血で採取された血液は輸血のみならず、血液製剤の製造にも使用されています。

献血は2種類ある

献血には
全血献血
成分献血
の2種類があります。
1つずつ確認していきましょう。

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■全血献血■

全血献血とは、輸血や血液製剤の製造に使用されるごくごく一般的な献血のことを指します。採決量、年齢制限などの基準が設けられています。以下よりご確認ください。

200ml:献血 16歳~69歳
400ml:献血 男性17歳~69歳 女性18歳~69歳

■成分献血■

成分献血とは、献血により採取した血液から“血小板”や“血漿”だけを取り出し、赤血球は提供者に戻すという献血方法です。
必要成分のみを採取する献血方法のため、輸血する患者の治療効果が非常に高いとされています。
また、献血者の身体への負担も少なく、高い治療効果も期待できることから、医療現場などでは非常に重宝されている献血方法です。
成分献血にも年齢制限などの基準が定められています。

300ml~600ml(体重別) :18歳~69歳
400ml以下: 男性18歳~69歳 女性18歳~54歳

献血を行う前の注意したい4つのポイント

献血を行う前の注意点として
身分証が必要
・虚偽は厳禁
・運転・運動の予定があれば献血できない
・必ず水分を持参
の4つのポイントが挙げられます。確認してみましょう。

身分証明書が必要

献血を行う際は、運転免許証、健康保険証、パスポート、年金手帳、住基カード、学生証(顔写真付)、個人番号カード(通知カードを含む)など、公的機関が発行した身分証明書の提示が必要となってきます。
身分証明書の提示は、献血者の意志を確認するほか、健康状態の確認、献血後の副作用を確認するためにも大切な書類となってきます。献血を行う際は必ず携帯するようにしましょう。

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虚偽は厳禁

献血を行う際、事前に健康状態の確認や海外渡航の有無など、23項目の質問に答える問診票の記入が必要となってきます。
万が一虚偽の回答をした場合、輸血を受ける患者さんに深刻な状況をもたらすことがあります。必ず正確な情報を申告するようにしましょう。

献血直後の運転・運動は避ける必要がある

献血直後の運転は控えるようにしましょう。献血後は、めまいや気分不良などの貧血症状、腕の痺れや針による痛みなどの症状が発生する場合があります。
そのような状態で車の運転をしてしまうと重大な事故につながる可能性があるため、献血後30分は十分な休憩を摂るようにしましょう。
また、同様の理由から、献血当日の激しい運動や飲酒も控える必要があります。

必ず水分を持参

献血を行う際は、必ずペットボトルの飲み物など、水分を持参するようにしましょう。
水分補給をしっかりと行うことで、献血によって採られた血液の量の回復が早まると言われています。
また、献血会場によってリンゴジュースやお茶など、ドリンクを提供してくれる場合があるほか、飴やアイスクリームなどといった糖分の多い食べ物の提供を行う場合もあります。

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献血で得られるメリット5つ

では、これから実際に献血される方に、献血を行うことでどのようなメリットが得られるのかをお伝えしたいと思います。
献血のメリットを知って、ぜひ社会貢献しましょう!

無料で血液検査が受けられる

通常、病院で血液検査を行うと数千円~1万円程度の検査費が必要となりますが、献血の場合は検査費がかかるということは一切ありません
献血後しばらくすると、血液の検査結果が自宅に送られてくるので、現在のご自身の血液の状態・身体の健康状態を知ることができます。ただし、検査目的での献血は禁止されていますので注意しましょう。

献血は身体に良い⁉

「古い血を抜くことで健康的な身体になる!」そのような話を聞いたことがありませんか?これには諸説ありますが、ヨーロッパやアメリカでは広く熱心に信じられてきました。
そのような治療法を「瀉血」と言い、“血液を排出することで、症状の改善を求める治療法”として多くのシーンで行われてきたのです。
肩こりや頭痛の症状が軽減されたという事例もありますが、医学的根拠がないことから、現在ではごく一部の治療に用いられる方法となっています。
万が一献血を受けられる際は、迷信程度に思っておく方がいいのかもしれません。気になる方はこちらから確認してみて下さい。

回数によって記念品を受け取れる

献血を行うことで、記念品が受け取れるということをご存知ですか?
回数や年齢など一定の条件を満たしている提供者であれば、贈答品やお土産、感謝状などをもらうことができるんですよ!
例えば、献血10回ではガラスのおちょこ、68歳で50回以上を迎える場合は感謝状、70回以上で銀色有功賞、100回で金色有功賞などといったおめでたい品物を受け取ることができます。

お菓子やジュースがタダで貰える

お菓子やジュース、会場によってはアイスクリームを貰える場合もあるようです。これにはちゃんとした医学的根拠があって、献血後は急激に血糖値が下がる可能性があるため、お菓子やジュースなど糖分の高いモノを摂取する必要があります。
そのため、献血後にはリンゴジュースやオレンジジュース、飴玉などといった甘いお菓子を提供しているのです。

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心が洗われる

献血を行った方の多くは、献血後にこのようなことを感じるのではないでしょうか?
良いことをした!誰かのためになるんだ!
実際にご自身が提供した血液は、世の中の輸血を待っている人のためになりますし、血液製剤となって非常に多くの医療現場で活用されていきます。

あなたも献血で社会貢献を!

献血には、社会・ご自身、その両方に大きなメリットがあることが分かって頂けたのではないでしょうか?
ぜひこの機会に、あなたも誰かのためになってみませんか?