不意の突き指!症状と応急処置の方法をご紹介します!

スポーツ中だけではなく、生活の中のちょっとした不注意で起こりやすいのが突き指です。
軽度の突き指であれば、安静にしていれば自然に解放に向かうことがありますが、突き指の症状によっては緊急処置を必要とし、最悪の場合は手術が必要になることもあります。
今回は、突き指をした際の症状や処置についてご紹介致します。

<img src="jammedfinger.jpg" alt="突き指">

引用https://www.healthline.com/health/jammed-finger#symptoms

これって突き指かも?と思ったら症状チェック!

突き指は、バレーボールやバスケットボールを行う際にボールが指先に強く触れたり、ドアと壁の隙間に指を挟んだりするなど、さまざまな理由が原因で起こります。
そして、いずれの場合ででも、突き指かな?と思った時点では、まず以下の症状の有無を確認してみてください。

痛みを伴う腫れや内出血

突き指をした際に、最も現れやすいのが痛みを伴う腫れや内出血です。

重度の腫れ

突き指のレベルによっては、通常の指の約1.5倍前後の腫れが起こることもあり、この場合では重度の突き指である可能性が高いと判断できます。
指を自分で動かせない、もしくはかろうじて動かせるレベル。

軽度の腫れ

若干指が太いかなくらいの腫れで、指を自分で動かしづらいかな?というレベル。
爪のみに内出血が起こって関節に痛みを伴わないのであれば、比較的重症度が低い突き指と捉えることができます。

この場合でもとりあえずの応急処置は必須です。

第1関節がグラグラしている

突き指の直後から第1関節がグラグラするようであれば、靭帯断裂または骨折、脱臼している可能性が考えられます。
この場合でも、痛み、腫れ、内出血という症状が現れます。

実は、怖いのが自覚症状なしにこれらの怪我に発展しているというケースです。

靭帯断裂、骨折、脱臼していたとしても体質によっては大げさな症状が現れないこともあり、「そのうち治るだろう」と放置してしまったがために、指が変形した、あるいは指先が麻痺してしまったというケースは実際にあります。

ポイント!グラグラしていたら骨折や脱臼を疑って。たかが突き指…と軽く考えるのではなく、応急処置を施したら病院へ直行しましょう。

応急処置はどうすればいい?突き指の治し方

突き指の可能性があるのであれば、重症度に関わらずなるべく早く病院で診察を受けて、適切な処置を受けることが望ましいでしょう。
ですが、今すぐに病院で診察を受けられない状況の為に、とりあえずご自身で行える応急処置をご紹介致します。

患部を固定・アイシング・安静

突き指をした際に大事になってくるのが以下の3点です。この応急処置でその後の回復が変わって来ますので覚えておくと良いでしょう。

1 アイシング

アイシングとは、幹部を冷却することです。アイスングスプレーや氷などで幹部を良く冷やしましょう。
それにより炎症を最小限に抑えることができます。
逆に温めてしまうと炎症が悪化してしまうため、必ず冷やすということが大切です。

<img src="jammedfinger.jpg" alt="氷で指を冷やしている">

引用
http://www.wisegeekhealth.com/what-is-a-jammed-finger.htm

2 固定

冷やした後は、無理に曲げたりしないように、テーピングや添え木、包帯などで幹部を固定させます。
患部を固定する際には伸縮性のあるテーピングの使用が望ましいとされていますが、不意な怪我でテーピングを用意できないのであれば、ハンカチで患部を結ぶ、医療用絆創膏で代用するなどの工夫を行うと良いでしょう。

ポイント!患部を固定する際にはあまり締め付けないという点に注意しましょう。あまりきつく締めつけてしまうと毛細血管を傷つけるリスクが高まり、血行不良が起こることがありますので十分な注意が必要です。
<img src="jammedfinger.jpg" alt="テーピングしている指">

引用https://blog.physical-sports.co.uk/2014/06/13/the-easy-guide-to-buddy-taping/

3 安静

幹部をむりに動かしたり触ったりしないよう、幹部を安静を保ちましょう。

突き指をしたら、1に冷やして2に固定、3に安静を必ず守りましょう。

ご自身で突き指をしてしまった際は、先ずは上記の応急処置をし、速やかに病院へ向かいましょう。

【重要】突き指で絶対にやってはいけないこと

小学生、中学生時分に、「突き指をしたら引っ張って治す」という民間療法を見聞きしたことがないでしょうか。

ですが、これはほとんど都市伝説!突き指をした患部を引っ張れば治るということは絶対になく、そのようなことをしたら逆に怪我を悪化させることになります。

ましてや、靭帯断裂や骨折、脱臼していることを知らずに指を引っ張ってしまったら、2次災害、3次災害のリスクも高まります。
突き指をしたら、なにはともあれジタバタせずに、上記でご紹介した応急処置を行いましょう。

早く治すにはこれを守って!

特に強い痛みを伴う突き指をしてしまうと、いつになったら治るの?という不安が膨らむことでしょう。
突き指は、その重症度によって治癒スピードには差が生じますが、普段の生活の中でちょっと注意するだけで、症状の悪化を食い止め、治癒スピードを速めることは可能です。
それには、以下の点に注意を傾けて普段の生活を送ることが大切です。

安静が大事

ご自身の指の動きが不自由になると、それだけで大きなストレスを感じやすくなります。
それによって、リハビリを兼ねて…という自己判断で患部を動かしてしまう方がいますが、これはやってはいけません。
突き指は皮下で炎症、靭帯断裂、骨折が起こっている可能性がある怪我ですので、怪我部分に鞭を打って無理に動かそうとすると、本当は軽度だった突き指をご自身で悪化される可能性が高くなります。

怪我当日の入浴は避ける

怪我をすると、患部を温めれば治りが早いはず…という独自理論に従って、お風呂で温めようとする方がいます。
ですが、どのような怪我であっても、その当日の皮下組織はダメージを受けていますので、下手に温めたりしたら血行が急速に良くなって、怪我を悪化させる可能性が広がります。

特に寒い冬ではお風呂の湯船でゆっくりと身体を温めたくなりますが、突き指の当日はお風呂厳禁、どうしても足先が冷えて眠れないのであれば、足湯でじっくりと足の先端から身体を温めるという方法がおすすめです。

突き指が治らない!そんな時には?

突き指の腫れや痛みが引いても、指先に違和感を覚える、あるいは指先が麻痺するなどの症状が長引くのであれば、できるだけ早く病院を訪れて、専門医の診察を受けましょう。

突き指の場合に行くべき科は、「整形外科」または「形成外科」となります。
また、街中には「ほねつぎ」、「接骨院」、「整骨院」などの医療機関も存在していますが、これらの医療機関ではレントゲン検査を受けることができませんので、突き指直後には、必ず整形外科または形成外科にかかってください。
その後のリハビリであれば、上記の医療機関による治療を受けてもかまいません。

<img src="jammedfinger.jpg" alt="包帯を巻いている手">

引用http://drkasters.com/chiropractic-blog/help-jammed-finger/

まとめ

ほんの一瞬で起こる怪我、それが突き指です。突き指の重症度はさまざまですが、それが起こった時点であなたがしなければならないのは、「冷やす」、「固定」、「安静」です。
突き指してしまった直後には腫れや痛みでパニックになるかもしれませんが、正しい応急処置と治療で完治できるのが突き指です。
突き指してしまったら、とりあえず冷静に応急処置を行い、できるだけ早く病院で治療を受けて完治を目指しましょう。