腸を整えることは体を整える?腸に効くツボでセルフケアしよう

腸に効くツボ

健康維持のために腸の働きを良くする「腸活」への意識が高まってきています。食生活の改善や運動などによって、腸の環境を整えるという方法もありますがができ、腸に効くツボを刺激することでも、腸活を実践することができます。

便秘、下痢に効果的な大腸愈(だいちょうゆ)

つぼ(大腸愈)

腸に効くツボとして代表的なものに、大腸愈と呼ばれるツボがあります。このツボは腰骨が一番出ているラインから少し上、背骨から外側に左右指二本分のところにあります。どこかわからない場合は、そのあたりを押してみて特に痛みが強いところを探してみるとよいでしょう。主に、自律神経の緊張を緩めて便秘、下痢に効果があるとされています。

泌尿器系、腹痛に効果的な小腸愈(しょうちょうゆ)

ツボ(小腸愈)

腰骨が一番出ているラインの背骨から、指二本分くらいの位置にある小腸愈です。大腸愈から少し下と覚えておくとよいでしょう。このツボは、主に小腸の不調に働きかけ、腹痛や下痢、泌尿器系(頻尿や膀胱炎など)に効果的とされています。

消化器系にも効果的な足三里(あしさんり)、上巨虚(じょうこきょ)

足のツボ

背中のツボはわかりにくく、自分で刺激するのは難しいと感じる方には、手足のツボを刺激することもお勧めです。実は手足にも腸に関係するツボがあります。膝の下の最も骨が出ている部分から少し下(約10cm)にあるくぼみは、足三里と呼ばれるツボです。ここを刺激してあげると、便秘や下痢、おなかのハリを改善するとされています。

また、足三里のツボから指3本分下にも上巨虚というツボがあり、胃腸や足のだるさにも効果があります。足三里、上巨虚のツボは、足の血行改善もされるために足が軽くなったり、むくみが改善されるなどの腸活以外の効果も期待できるのです。

便秘、呼吸器系の支溝(しこう)、万能ツボ 合谷(ごうこく)

腕のツボ

次に、手にあるツボを紹介します。支溝というツボは、手の甲の出っ張った骨の横から、指3本分ほどのところにあります。このツボも腸活の効果が期待でき、便秘の改善や喘息などの呼吸器系に効果的とされています。

さらに手のツボでわかりやすいのが、合谷というツボです。これは手の甲の親指と人差し指の骨が交わるところにあり、胃腸や歯痛、頭痛など幅広い効果があるツボです。手のツボは比較的見つけやすいので、こまめに刺激してみてください。仕事の合間やテレビなどを見てくつろいでいる時間帯などに、気軽にツボ押しをしてみましょう。

自分ではツボを押しにくい場合の対処法

ツボの位置がわかりにくかったり、自分では刺激しにくい背中などのツボの場合、効果的なのは軟式野球ボールを使うことです。ゴルフボールでも悪くはないのですが、少し硬すぎて刺激しすぎてしまう可能性もあります。

また軟式野球ボールを使うことによってある程度広い範囲で体を刺激できるため、自分では見つけにくいツボも、その周辺をマッサージすることで刺激できるでしょう。あまり痛すぎないように調整しながら行うと、体全体の血行改善や、腸活にもつながるため、健康面で様々な効果が期待できるのです。多少、本来のツボからはずれていても、体が少し痛いけど気持ちがいいと思う場所を刺激することには意味があります。

まとめ

このようにツボ押しの方法を身につけておくと、腸内環境を整える手助けになります。とはいえ、ツボ押しは根本的な腸内環境の改善にはなりません。あくまで食生活や生活リズムの立て直しによる、根本的な腸の環境改善が必要です。

そうしたメインの腸活と並行して、補助的にツボ押しを加えていくことで、より高い効果が期待できるでしょう。まずは、分かりやすいツボから覚えていき、空いた時間に刺激する習慣を身につけるとよいでしょう。