手首や指が痛い!放っておくと大事に至る腱鞘炎の状態と治し方

皆さんは腱鞘炎になったことはありますか?同じ動作で手首や指を酷使するとだんだんと痛くなってきますよね?
今回はそんな腱鞘炎の【状態と治し方】について詳しくご紹介いたします。

現在腱鞘炎でお悩みの方もそうでない方も、ぜひこの記事を参考に腱鞘炎について学んでみてくださいね!

腱鞘炎ってどんなもの?どうして起きるの?

腱鞘炎になったことのない人にとっては、腱鞘炎ってどんな状態だろう?と疑問に思うかもしれません。ここでは腱鞘炎がどのような状態なのか、またなぜ腱鞘炎になってしまうのかを解説していきます。心当たりのある方は、ぜひ一緒に確認してみてくださいね。

前兆がある!?普段とは違う感覚を感じたら、腱鞘炎かも!

ひじから指先にかけて普段とは違った感覚がある場合、腱鞘炎の可能性があります。
腱鞘炎には前兆があると言われ、

  • 手が動かしにくい
  • ひじから下がダルい
  • 痛みはないけど腫れている気がする
  • 手にいつもと違った感覚がある

などがあります。このような状態だと、ほとんどの人が腱鞘炎とは思わないでしょう。しかし実はそれが腱鞘炎の始まりかもしれません!知らない間に炎症が起きている可能性があるのです。

手首の腱鞘炎

引用:https://www.shutterstock.com/

腱鞘炎の初期段階はどんな状態?

上記の前兆を感じたあとの腱鞘炎の初期段階として、

  • 常に腕がダルい
  • たまに手に痛みが走る
  • 何となく腕が痛いけどピンポイントでどこが痛いのかわからない
  • 手の平を握る時に痛みを感じる

などが挙げられます。始めのうちは”違和感程度”に感じていたダルさも、初期段階になると痛みなどの自覚が出るようになってくるようです。その感覚は日を重ねるごとに強まり、継続的なしびれや痛みにつながることも。これが本格的な腱鞘炎の始まりと言えるでしょう。

腱鞘炎はどうして起こるの?

腱鞘炎は、関節の動かし過ぎ・使い過ぎ・手首や指の力を入れ過ぎなどが原因で起きやすくなります。
関節を動かす時に使われる「腱」や「腱鞘」が、過度な摩擦によって炎症を起こした状態を「腱鞘炎」と言います。特に酷使しがちな手首や指の関節に多く見られるようですよ。
一度その状態になってしまった場合は安静にすることが有効とされています。無理に動かすと腱鞘炎が悪化してしまうことも。違和感を感じた場合には、無理をしないことが大切です。

腱鞘炎になりやすい箇所を部位別にご紹介!

腱鞘炎はなりやすい部位がいくつかあります。ここでは、手首・指・ひじの3つの部位に分けてご紹介していきます。もし今違和感を感じる部位があれば、ここで確認してみましょう。

手首

手首は身体の中で最も腱鞘炎が起こりやすいパーツです。特にスポーツ選手・家事をする主婦・字をたくさん書く人・パソコンを頻繁に触る人などに起こりやすいそうです。手首は普段から頻繁に使用するパーツですので、なかなか治りにくいのも特徴のひとつと言えます。

  • 痛くて曲げられない
  • 前後左右に動かせない
  • 指のあたりまで痛みが走る

などの状態が手首が腱鞘炎になっている状態と言えるでしょう。

指の腱鞘炎は、手首に次いで2番目に起きやすい部位です。楽器を演奏する人、パソコンを使う人、スマホをよく使用する人などがなりやすい部位です。より細かく言えば、人差し指や中指といった、力の入りやすい指は腱鞘炎になりやすいと言われています。

  • 指の関節がとにかく痛む
  • 指がスムーズに動かせない
  • 指が熱い
  • 指が腫れている

などが指の腱鞘炎の状態として挙げられます。

※指が痛む方は”突き指”の可能性も考えられます。心当たりのある方は「不意の突き指!症状と応急処置の方法をご紹介します!」もチェックしてみてくださいね!

 

ひじ

ひじの腱鞘炎は別名「テニスひじ」や「野球ひじ」と呼ばれ、その名の通りスポーツ選手がよく腱鞘炎になりやすい部位です。腕全体をねじるような動き(例:ドアノブを回す動き)をする際に起きやすく、ひじから指先にかけて違和感や痛みを感じるようになります。
スポーツをやっていない方でも普段はしないような動きをしたり、大きな負荷がひじにかかると腱鞘炎になる可能性もあります。

ひじ痛

引用:https://www.shutterstock.com/

早めのケアが大切!腱鞘炎をケアする5つのポイントとは?

腱鞘炎は早めのケアが大切だと言われています。ここでは腱鞘炎が起きてしまった場合のセルフケアを中心にご紹介していきます。またもし状態が悪化してしまった場合の対処もあわせてご紹介していますので、自身の段階に合ったものでケアしてみてくださいね!

腱鞘炎の対処法その1|まずは安静に

ひじから下に違和感を感じたらまずは安静に。無理をして動かしてしまうと状態が悪化して、ダラダラと長引く可能性があります。「あれ?いつもと違って何だかおかしいな……」と違和感を感じたら、まずは安静にしましょう。

腱鞘炎の対処法その2|湿布を貼る

安静にした後に行いたいのが”湿布での冷却”です。湿布による冷却は痛みの軽減や炎症の拡大を防いでくれます。ただし、痛みが引いた状態で患部を冷却してしまうと、かえって血流が悪くなり、逆効果になってしまうことがあります。もしも、痛みや腫れが引いている場合は温湿布を使って、血流を促してあげるのもいいかもしれません。

腱鞘炎の対処法その3|テーピングで固定する

テーピングを使って関節を固定してしまうというケアも非常に効果的。先ほどもお伝えしましたが、腱鞘炎になってしまった場合は、できるだけ動かさないということが肝心です。そのため、テーピングで固定することは腱鞘炎のケアとして有効なんですね!

手首のテーピング

引用:https://www.shutterstock.com/

腱鞘炎の対処法その4|鍼灸治療を行う

鍼灸では、腱鞘炎の根本的な原因をケアすることができます。親指を動かす際に使う「短母指伸筋」や「長母指外転筋」といった筋肉を鍼やお灸を使ってケア。血流改善や炎症を抑える効果が期待できるそうです。無理にマッサージなどをするのではなく、セルフケアで改善しない場合は鍼灸院に相談してみると良いでしょう。

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腱鞘炎の対処法その5|電気治療を行う

鍼灸と同じように、電気治療では腱鞘炎の根本部分なケアに効果的とされています。特に炎症を抑える・血行促進・筋肉の緊張をほぐす、などの効果が期待できます。鍼灸院では、鍼・灸治療と並行して電気治療を行う場合が多いようですよ。

普段から予防して腱鞘炎を未然に防ごう!

今回は腱鞘炎がどのような状態なのか?ということから腱鞘炎のケアまでをご紹介しました。
腱鞘炎は一度なってしまうと完全に回復するまでに時間がかかることもあります。腱鞘炎になってしまった部位を安静にすることを心掛け、腱鞘炎の状態が長引くようであれば鍼灸院などに相談することもおすすめですよ!