頭痛の種類や原因を知って、効果的な予防と対策をしよう

頭痛の原因と対策

女性に多くみられる偏頭痛は、始まると横になっても痛みがひどく、悪化すると嘔吐することもあります。そんなひどい偏頭痛はできれば避けたいものです。辛い思いをすることのないよう、早めに偏頭痛対策をしていきましょう。

偏頭痛と緊張性頭痛の違い

頭痛にはいくつか種類があり、よくある頭痛として知られているのが、偏頭痛と緊張性頭痛です。

緊張性頭痛

緊張性頭痛は肩こり、首のこりなどが原因で起こるもので、目の疲れや疲労などとも関係しています。後頭部から首筋にかけて、頭が締め付けられるような痛みがあります。お風呂に入るなど、血流をよくすることで改善するケースもあります。

偏頭痛

偏頭痛は頭のどちらか一方に起こることが多く、脈拍と同じタイミングでズキンズキンと痛むのが特徴です。匂い、光、音に敏感になり、ギザギザした光が見えるなどの前兆があることもあります。

頭痛以外に嘔吐や下痢、吐き気などの症状が出る場合もあります。動くと痛みが悪化するので、暗い場所で動かないのが良いといわれています。緊張性頭痛のように、入浴などで血流をよくすると痛みが増すため注意が必要です。

偏頭痛は寝過ぎでも起こる?原因は何?

偏頭痛が起こるメカニズムは、頭の中の血管が拡張し、その周りの神経を圧迫することが痛みや炎症を起こすと考えられています。

血管が拡張する原因とは何か

血管が拡張する原因としては、神経伝達物質のセロトニンが関係しているとされています。長時間の睡眠はセロトニンの分泌を増やすといわれます。セロトニンが増えると血管が収縮し、セロトニンが分解され減少するときに収縮した血管が急激に拡張し、炎症や痛みを起こすのです。

セロトニンが増えることでの影響

セロトニンが増えることで三叉神経が刺激を受け、視覚や聴覚、嗅覚、臭覚など情報を伝える中枢も影響を受けるため、匂い、光、音などに敏感になるのです。

偏頭痛が発症する原因にはホルモンバランスの変化も関係しているといわれています。また、寝過ぎやストレス、睡眠不足、人ごみ、疲労、空腹なども原因のひとつです。また、赤ワインやチョコレート、チーズ、柑橘類なども偏頭痛を誘発する原因となると考えられています。

偏頭痛を予防する効果的な方法とは?

偏頭痛を誘発する原因は人によって異なります。自分は何が原因で偏頭痛を起こすのかを知ることが予防法の第一歩です。食べたものや頭痛が起こった日、それと合わせて生理周期や睡眠時間などをチェックしてみましょう。それを知ることで原因がつかめるかもしれません。

特に休日などに長時間睡眠を取ると、寝過ぎと空腹、疲労などが重なり、偏頭痛を起こしたり、症状を悪化させたりするので注意しましょう。

偏頭痛は薬で改善できる?飲むタイミングは?

近年では偏頭痛を改善する薬も出ています。いくつか種類がありますので、医師に相談し、自分に合った薬を処方してもらいましょう。偏頭痛は症状が悪化すると、薬を飲んでも効かないことがあります。痛みがひどくなる前、頭痛信号と言われる「頭痛が起こりそう」というタイミングで鎮痛剤を服用するのがおすすめです。

偏頭痛が起きている間にするべきこと

もし偏頭痛が起こってしまった場合には、痛みが起こっている箇所をタオルなどで冷やし、血管の拡張を抑えます。横になると余計に痛みが増すという場合は座ったままで安静にしているのがベスト。脳の血管を収縮させるといわれるカフェインを飲むのも、対策のひとつです。ただし、カフェインを摂り過ぎるとかえって頭痛をひどくしてしまうこともあるので、飲み過ぎないようにしましょう。

偏頭痛は遺伝が原因といわれることがあり、避けることができない場合もあります。また、偏頭痛が起こる原因も人それぞれなので、自分に合った最適な対策を見つけましょう。