足のしびれの原因とは? 対処法と治し方を知ろう

長い時間正座をしていて足の感覚が麻痺したり、同じ姿勢を取り続けることによって特定の部位にしびれを感じたという経験は、誰しもあるのではないでしょうか。
しかし、原因もわからずにしびれを感じている時は、病気などが関係している場合も考えられます。生活にさほど支障が出ないからといって放っておくと、後になって深刻な状態になるかもしれません。ここでは足のしびれが起こる原因や対処法、治し方をご紹介します。

正座の後など一時的なものは心配のないレベル

足がしびれる原因
長時間の正座や腕枕、しゃがんで作業をした後など、一時的にビリビリとしたしびれを感じて次第におさまっていく場合は、心配のないレベルといえるでしょう。これらは末梢神経の圧迫と血行不良による一過性の麻痺であり、元の体勢に戻ればしびれの原因から解放されるからです。

例えば、正座によって足がしびれるメカニズムはこうです。まず自分の体重で足の血管を圧迫し続けることで血流が滞ります。これによって血液不足に陥った末梢神経が麻痺してしまい、脳から末梢神経を通して伝達される信号に途中で不都合が発生。すると、感覚がなく思うように足が動かせなくなり、立ち上がろうとしてもそのように体が動いてくれないといったことが起きてしまう。正座を崩すと血流が急に再開するため、神経が過敏になってビリビリという痛みを感じるというわけです。

正座以外にも長時間同じ姿勢を取っていて、圧迫されていた手足などの部位に感覚がなくなる場合も理由は同様。よって、正座のしびれを防ぐ方法として、少しずつ姿勢を変えてこまめに血流を再開させることなどが推奨されています。

脊髄や脊椎の異常が引き起こす場合も

注意したいのは、繰り返し起きるしびれです。正座などをしていたわけでもないのに足のしびれが起きるケースで一番多いのは、脊髄や脊椎の異常といわれています。首や腰の骨に異常が起きるため、同時に違和感を生じることも多いでしょう。放っておいても治りにくい状態ですが手術すれば治るともいい切れないため、そのまま上手に付き合いながら過ごす人もいます。

この状態を引き起こす原因はさまざまですが、重い物を持つ機会が多く体に負担がかかったり、運転や仕事などで同じ姿勢を取り続けたりすることで発生しやすくなります。また、脊髄や脊椎は劣化しやすい部位でもあるので、加齢によっても不調が生じやすいといわれます。

生活習慣でしびれが起きた時の対処法とは


何気なく続けている生活習慣がしびれを起こしているケースもあります。例えばコルセットやガードル、ストレッチ下着などで腰や足を常に圧迫していると、神経が締め付けられてしびれや痛みが発生してしまうことがあります。
このような場合にはそれらの要因を取り除くことをまず行いましょう。日常的にしびれを予防するためにも、体に合った下着や衣服を身に付けるように意識することが大切です。

理由のわからない時は早めに受診を

神経からのサインであるしびれは、軽度であれば日常生活にそれほど影響を与えないことから、そのまま放置してしまう人も少なくありません。しかし、なぜ起こっているのかという理由がわからないのであれば、できるだけ早めに医師の診察を受けましょう。

受診する時にはどのような状態かを伝える必要があります。ポイントとしては、初めはどこにしびれがありいつから続いているのか、今どのような状態か、どんな動作をすると起こるのかといった状況説明ができると医師も状態を把握しやすく、発生の原因を見つけやすくなるはずです。かかりつけ医がいる場合は、どの科を受診するのが適切か指示を仰いでも良いでしょう。

まとめ

足のしびれが、正座を長時間した後のような一時的なものであり、時間が経てば徐々におさまっていくようなものであればそれほど心配はないでしょう。しかし、理由が思い当たらないにも関わらず繰り返し起こっているしびれは、脊髄や脊椎の異常からきている可能性もあります。気になるしびれは放っておかず、早めに医療機関を受診しましょう。