めまいが起きる原因とめまいの種類を知ろう

めまいを伴う頭痛

頭痛だけでもつらいのに、めまいが同時に起こることがあります。頭痛とめまいが同時に起こる原因もいろいろありますので、症状を把握し適切な対応が必要です。今回はめまいが起こるメカニズムや、頭痛を伴うめまいなどについて解説しましょう。

めまいはどうして起こる?めまいが起こるメカニズムとは?

体の平衡をつかさどるのは、三半規管や耳石器、情報を伝える前庭神経、情報を受け取る脳幹、さらに視床、大脳皮質などです。これらの器官がスムーズに機能していればめまいが生じることはありません。しかし、三半規管や耳石器にトラブルが起こったり、前庭神経や脳幹などにトラブルが生じると、実際とは異なる情報が脳に伝わり、視覚や筋肉などの感覚と合わずにめまいが起こるのです。

めまいには種類がある?頭痛を伴うめまいとは

めまいには回転性のめまい、浮動性のめまい、立ちくらみのようなめまいといった種類があります。頭痛を伴うことが多いのが、浮動性のめまいです。浮動性めまいの特徴はフワフワと雲の上を歩いているような感覚で、まっすぐ歩けないくらいひどい状態になることもあります。浮動性めまいは頭痛のほか、耳鳴りが伴うことも多いです。

浮動性めまい

浮動性めまいが起こる原因は精神的なストレス、自律神経の乱れ、長時間同じ姿勢をとることで神経が圧迫されることなどです。パソコンやスマホを長時間使っていることで肩こりがひどくなり、それが浮動性めまいを起こすこともあります。

この場合の対策としては、肩こりをほぐすことです。長時間同じ姿勢でいる場合は、1時間ごとに体を動かすようにしましょう。ストレッチなどをして、肩回りや首回りの筋肉をほぐすことが必要です。

回転性めまい

回転性のめまいは地面が回っているように感じるのが特徴です。突然起こり、すぐにおさまることも多いです。耳鳴りを伴うことも少なくありません。

回転性のめまいの原因は三半規管や耳石器などにトラブルが起こることです。またはメニエール病や前庭神経炎などの病気が原因で起こることがあります。突発性難聴を発症する前にも、回転性のめまいが起こることもあります。

さらには、脳梗塞や脳出血によって三半規管など平衡感覚に関係する神経が障害を起こすことも原因のひとつです。病気の場合は早めの処置が必要ですから、医療機関に行って診察を受けることをおすすめします。

立ちくらみのようなめまい

立ちくらみのようなめまいは、急に立ち上がったときなどにクラッとするものです。ひどい場合には失神してしまうこともあります。

原因として考えられるのは、思春期の自律神経トラブル、貧血、ホルモンバランスの乱れなどです。ストレスがたまっているときや、急に大きなストレスを感じたときにも起こることがあります。頻繁に起こるようであれば、脳疾患や心疾患、重度の貧血などの可能性もあるので、医療機関で診てもらった方がいいでしょう。

頭痛とめまいが同時に起こる病気とは?

頭痛とめまいが同時に起こる病気には、偏頭痛や低血糖、高血圧や感染症、熱中症などがあります。ホルモンバランスが大きく乱れる妊娠初期などにも、頭痛とめまいが同時に起こることがあります。

頭痛とめまいが起こったら、体を安静にして、休憩をするようにしましょう。おさまったからといってすぐに立ち上がらず、ゆっくりと体を動かすようにしましょう。めまいが頻繁に起こるようであれば、何らかの病気が原因かもしれませんので、早めに医療機関を受診することが大事です。