瀉血(しゃけつ)によるメディカルカッピングに即効性はあるの?

カッピングの瀉血には即効性がある

肌にカップ状の器具を吸い付けるカッピングと呼ばれるリラクゼーションの中でもメディカルカッピングでは器具を吸い付けてから更にその部分から血液を抜くという施術が行われます。

このために瀉血とも呼ばれており、クリニックなどの医療機関で主に行われている施術です。

肩こりや腰痛、冷え性やむくみなどの慢性的な悩みを持つ方にとって、このメディカルカッピングは非常に効果的だと言われています。

現在において、こうした悩みを抱えているという方はメディカルカッピングを一度試してみてはいかがでしょうか。

メディカルカッピングの施術内容

メディカルカッピングでは、カッピングを行った箇所へと針を刺し悪い血液を抜いていきます。

ですので、この点に不安を感じている方も多いかと思いますが、主に背中に行われるメディカルカッピングの場合はそれほど痛みを感じることはないそうです。

身体のトラブルを抱えている箇所によっては背中以外にもカッピングが行われることもありますが、皮膚の薄い場所に行う場合は若干ながら痛みを感じることがあります。

実際のメディカルカッピングの施術は、トラブルがある箇所へとカッピングされていき、おおよそ30個弱ほどの器具を身体に吸着させます。

器具を吸着させてから数分ほどそのまま放置し、その後に器具を外してからその箇所へと針を10回ほど刺していきます。

トラブルを抱えている箇所に近いカッピングの跡ほど色が濃くなる傾向にあり、身体のどこに問題があるのかが一目で判別できます。

針を刺したあとはまた同じ箇所へと再びカッピングを行い、今度は10分弱と長めに時間を置いて血液を抜いていきます。

カッピングの本来の目的としては、東洋医学における瘀血を解消するという点にあります。

この瘀血とは簡単に言えば悪い血のことで、体内の老廃物などを含んでいることから身体の表面に分布している毛細血管にて詰まりやすく、そのために血行を阻害させてしまう要因となっています。

こうした毛細血管につまった瘀血をカッピングにて一度引き寄せることで、ポンプのような収縮効果から血流を促進させるという働きがあります。

血流が良くなると酸素や栄養が身体の隅々までに行き渡り、細胞が活性化し代謝機能が強化されたりなどのメリットを得ることができます。

血液ドロドロが及ぼす身体への影響

瘀血である状態、いわゆる血液がドロドロとなっていることで身体にとっては様々な悪影響が表れます。

血液が運んでいる酸素や栄養を十分に受け取ることができない細胞は、その細胞が持つ本来の働きを行うことができなくなってしまいます。

主に瘀血を引き起こしてしまう原因としては生活習慣の乱れが大きなものです。

通常のカッピングでは血行を促進させるという効果があるものの、メディカルカッピングでは瘀血を抜くという点から即効性が高く、よりよい効果を期待することができます。

特に女性は血行が滞りやすく、冷え性やむくみといった特有の症状を持ちやすいために、女性にとってメディカルカッピングはおすすめとなっており、男性と比較して女性のほうがその効果を強く体感できるケースが多いとされています。

また皮膚の疾患、例えばアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬症にも有効であるとされ、メディカルカッピングを受ける方の中にはそうした悩みを持っている方も少なくありません。

その他にも肌トラブルにお悩みの方や、不眠、頭痛などの症状を緩和することもできるとされています。
女性に特に嬉しい効果として代謝機能が上がるということからアンチエイジングやダイエットにも良いとされていますが、やはりメディカルカッピングのみで大きな効果を得ることは難しいですので食事や運動にも気をつけるようにしたいところです。

一つ注意点として、血液をサラサラにする薬剤を服用している場合や、発熱といった体調不良を抱えている際にはメディカルカッピングは受けることができません。