腕の肘から下が痛い! そんなあなたへ痛みの原因と簡単にできる解消方法

仕事をしていると腕が痛い。そんな悩みを持つ人は少なくありません。ライフステージが進むにつれて、仕事での使いすぎで痛くなることや、家族で頻繁に子供を抱っこすることなどで、肘や肘から下に痛みが出現する場合があり、その原因も様々です。
今回この腕の痛みの原因や、解消法をご紹介します。

なぜ腕の痛みが起こるのか?原因は?

腕の不調は色々あります。それの症状は、筋肉痛、だるさ、しびれ、腕が動きづらいなど、様々です。
腕の問題で、まず考えなければならないのは、腕の問題なのか、それよりも腕より上の肩や首の問題なのかです。腕に問題がある場合は、明らかな筋肉の硬さ、腫れなど、痛い部分を観察してみると、すぐわかるものも多いです。腕以外の問題であれば、首から肩の問題が多く、しびれ、感覚や筋力の低下などの症状が出現する場合があります。

引用:https://foryourimages.com/

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ケース1|肉離れや筋肉が原因

腕の筋肉痛は一般的に良く起こりますが、肉離れも起こるということは意外と知られていません。これらは、激しい運動や急に運動をしたときなどによく起こります。
筋肉痛と肉離れは、同じような原因で起こりますが症状は違います。肉離れの際は、痛い部位が赤くなり、熱を持ち腫れると言った炎症症状が起こる場合があります。筋肉痛の場合はこれらの症状は起こらないことが一般的です。

ケース2|ぶつけたことが原因

 腕に青あざがついている場合は、打撲が原因である場合が多いです。打ったときに気づかない場合があるので、痛みを感じたらまず痛い部位を確認してみください。
 打撲の場合は安静にして、冷やすことが必要です。内出血がひどく赤くなっている場合は、圧迫することや、心臓より高い位置に挙げて内出血や腫れを抑える必要があります。あまりひどい場合は、病院に受診することがおすすめです。

ケース3|胸郭出口症候群が原因

腕にだるさ、しびれ、冷感などがあり、特に腕を上げたときに症状がひどくなる場合は、胸郭出口症候群の場合があります。特になで肩で、普段重いものを持ち方に多く、特に女性に多い症状です。
鎖骨周辺には主要な血管や神経があります。これらの血管や神経が、筋肉のこりや骨の位置の異常によって、圧迫されることで症状が起きます。
骨の位置の異常は、姿勢の悪さからも引き起こされるので、姿勢を改善するのも効果的です。あまり症状が続く場合は、病院に行く必要があります。

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ケース4|四十肩、五十肩が原因

 腕だけなく肩がじっとしていても痛く、腕を上げていた時に痛く、特に夜間に痛みがある場合は四十肩や五十肩の場合があります。加齢が原因だと言われていますが、原因ははっきりしていません。肩こりとの大きな違いは、肩周りが痛くて腫れてしまうことがある点です。
時間とともに、自然に治ることもあります。しかし、肩の筋肉や関節が固まってしまう場合があるため適度な運動をすることも必要です。あまりに痛い場合は病院に受診する必要があり、注射や手術が必要な場合もあります。

ケース5|寝違いが原因

 首の痛みが一番の症状ですが、時折肩や肘まで痛みが起こります。
 時間とともに、自然に治ることが多いです。しかし、なかなか治らない場合は、マッサージや整体などに行くことをおすすめします。

頸椎が原因の痛み

 頸椎が原因の痛みの場合は、しびれや、筋力や感覚の低下を引き起こすことがほとんどです。その場合はまずは病院に行く必要があります。

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ケース1|頚椎椎間板ヘルニアが原因

肩から腕の痛みだけでなく、肘から下の指まで広がる痛み、しびれ、めまい、頭痛、筋力や感覚の低下などが起こる場合は、頸椎椎間板ヘルニアの場合があります。咳、くしゃみ、力みでデジェリン3兆候と呼ばれる首の痛みが起こるのも特徴です。頸椎の椎間板の髄核が突出し、神経を圧迫することで起こります。
 時間(4か月程度)とともに、自然に治ることもあります。症状がある動作は、なるべく肩や腕などを使わないようにし、日常生活で首に負担をかけない生活をする必要があります。症状が治まらないときは、病院へ行く必要があります。

ケース2|頚椎症性神経根症が原因

 頸椎ヘルニア同様の症状が特徴で、首から腕だけでなく、肘から下の指まで広がる痛み、しびれ、筋力や感覚の低下が起こります。ヘルニアとの違いは、首を動かしたときに症状が出現しやすいのが特徴。加齢や、姿勢が原因になる場合が多いです。
 時間とともに、自然に治ることもあります。この場合は首をなるべく後ろに反らさないようにし、日常生活で首に負担をかけない生活をする必要があります。症状が治まらないときは、病院へ行く必要があります。

ケース3|後縦靭帯骨化症が原因

 首、肩、指に痛みやしびれだけではなく、足のしびれや感覚や運動の低下、手指の細かい動作ができなくなるなどの症状が起こります。場合によっては排尿や排便の障害が起こる場合があります。
背骨の中の靭帯である後縦靭帯が、骨になり、神経を圧迫することで起こります。男性に多い病気です。難病に指定されている病気ですので、すぐに病院にかかり手術など適切な処置を行うことが必要です。

ケース4|脊髄空洞症が原因

 片側の腕の力が入りづらくなること、痛み、しびれ、温かさや痛みなどの感覚が低下などの症状が起こります。
 脊髄の中の脳脊髄液がたまっている場所が、大きく膨らみ(空洞ができる)、脊柱の神経を圧迫することで症状が起こります。主に20~30代に発症することが多いです。
 難病に指定されている病気ですので、すぐに病院にかかり手術など適切な処置を行うことが必要です。

ケース5|頚腕症候群が原因

 腕だけでなく、首、肩、背中に広がる痛みやこりが特徴です。精神的ストレスも特徴で、抑うつになる場合もあります。
 同じ作業を繰り返すこと、手を上げたまま作業を行うこと、同一の姿勢で作業を行うこと、一部位にばかりを使うことで、起こりやすく、パソコン作業などのデスクワークでも起こりやすい症状。腱鞘炎もこの症状のひとつです。また整形外科学的な検査で判断できない症状は、頚肩腕症候群と診断される場合もあります。
 使いすぎが一番の問題なので、なるべく負担をかけないようにすることが必要です。作業を減らすことや、適度に休憩をとるなど、作業量を調整することが必要です。

筋肉のこりで腕が痛くなったときの対処法

 腕の痛みは多くの場合は筋肉のこりによるものが多いです。腕が痛くなったときにおすすめのストレッチをご紹介します。

引用:https://foryourimages.com/

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肘の親指側が痛いときのストレッチ

  1. 手の平を下にして、肘を伸ばします。
  2. 反対側の手で手首を下に曲げます。
  3. 肘の親指側が伸びるように意識して、30秒伸ばします。
  4. 30秒そのままにして、ゆっくり戻す

肘の小指側が痛いときのストレッチ

  1. 手の平を上にして、肘を伸ばします。
  2. 反対側の手で手首を下に曲げます。
  3. 肘の小指側が伸びるように意識して、30秒伸ばします。
  4. 30秒そのままにして、ゆっくり戻す

腕が使いすぎて痛くなったときの対処法

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腱鞘炎など使いすぎで症状が出ている場合は、動かさないようにするのが一番です。それができない場合は、腕の使い方を変えることがおすすめです。
 例えば、物を持つときに肘が痛いときは、物を持つときに一指し指を上げてみたり、手首を返して持ってみたり、いつもと違う反対の手で持ってみたり、いつもと少し違う腕の使い方をすると、痛みが軽くなる場合があります。

まとめ

 いかがでしたか? 腕の痛みは多くの場合、使いすぎが原因です。稀に首から症状が出現している場合もありますが、それはごく一部です。痛みが出たときは、まずは自分の生活で腕を使いすぎていないか確認をしてみましょう。それから腕に無理をかけないように生活習慣を変えたり、ストレッチなどで腕の筋肉のこりをほぐすのがおすすめです。