鍼灸治療に痛みはある?イメージと実際

鍼灸治療に痛みはあるのか

鍼灸治療について「痛い」というイメージを持っていませんか?
今回は鍼灸治療は本当に痛いのか、鍼の太さや長さによる違いなどから考えてみました。

鍼灸治療の「痛い」というイメージ

鍼灸治療を受けたことのない多くの方が、鍼は痛いと思っていると考えられます。
その為、受けようと思っても足が重くなってしまい、なかなか行けないのが現実です。
実際には、鍼灸師の先生によって治療法が異なる為ということと、痛くないように気をつけていても、痛くなってしまう場合もあるということです。

それでは、以下にその理由を説明していきます。

治療方法は鍼灸師の先生によって異なる

鍼灸治療は一概に「こういうものだ」と言えるものではありません。先生によって、治療法や考え方、使用する治療器具も違いがあります。
具体的には、以下の3つのポイントに差が出てきます。

・鍼の太さ、長さ

先生によって、使用する鍼の太さや長さに違いがあります。
細いタイプでは、0.02ミリです。髪の毛は0.1ミリなので、髪の毛よりも細い鍼ということになります。
太いタイプでは、0.1ミリ~となります。太いタイプは髪の毛の同じくらいの太さからということになります。
鍼は細いほうが痛くなくないです。長さにも差があります。

・刺す深さの違い

治療方法によって、鍼を深く刺すのは浅く刺すのかが違ってきます。浅く刺す場合には、皮下1ミリも刺しません。深く刺す場合には5センチ~となっています。深さは、人間の構造上安全なところまでに限られます。
浅く刺す場合の方が、より痛みを感じにくくなります。

・鍼の刺激の違い

これも先生によって差がありますが、皮膚に刺した鍼を指で動かす場合もあります。
これを痛いと感じる方もいれば、気持ちいいと感じる方もいる為、一概に痛いとは言えません。
その他にも、先生によって色々な手法を使用していますので、それぞれ気持ち良い、痛いと感じることがあり患者さんによって感じ方は様々です。

以上のように、鍼灸師の先生によって、治療方法が異なってきます。鍼は全く痛くないと言う方もいれば、
鍼は痛くて、奥に響く感じがあって気持ち悪かったと言う方もいます。先生や患者さんによって手技や感じ方が異なってくるので、一概には言えないというのが現状です。

日によって痛む人痛まない日も

経験豊富な鍼灸師の先生が、細心の注意を払って治療をしたとしても、痛いときは痛いというのも事実です。
例を挙げると、小学校のときの注射のように、とても痛いと感じた日もあれば、全然痛くなかったと感じた日もあったかと思います。

この感覚と同様に、皮膚の敏感なところにたまたま鍼を刺されたらとても痛いと感じることがあります。これは経験豊富な先生が打った場合には、100本打って1本あるかないかといったくらいです。もちろん注射と違って鍼灸のほうが痛くない確立はとても高いです。

結局、鍼は痛いのか、痛くないのか

以上のような説明をした上で、鍼を受けても痛くないと自身を持って言うことができます。
それは、現在の日本の鍼灸治療は、先生が患者さんに痛いと感じさせないように、細心の注意を払って治療をしているからです。

その為、基本的に鍼は痛くありません。鍼灸が体に効果的というのが分かっていても、なかなか鍼灸院まで足を運ぶことができていない方は、この情報を見て是非受けてみてはいかがでしょうか。
最初は鍼灸治療に対して、痛い、怖いと思っていた方でも、1度受けてみて「全然痛みがなかったのでとても驚いた」という方がほとんどです。

鍼=痛いと決め付けずに、試しに一度受けてみるのが良いと思います。受ける前の鍼の怖さよりも、受けた後の体爽快感の方の方が勝ると思います。
それでもどうしても怖い方は、初めて行く鍼灸院の先生に、鍼を初めて受けるということを伝えて、痛みを感じないようにより注意をした施術を受けるのも良いと思います。